手提げ袋は紙製と不織布製、どちらがいい?

オリジナルの手提げ袋を作る際、選択肢は紙袋だけではありません。ご予算に余裕があるなら、不織布バッグという物もあります。不織布バッグは、紙袋と比べて使い捨て感が少ないので、繰り返し使ってもらえるというメリットがあります。では、どちらが良いのでしょう?それぞれの素材の特性、よく使われる業種、選び方をご紹介します。
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紙袋の性質と、似合う業種
紙袋は、紙の種類や厚さを選べ、「折り曲げて組み立てる」のが、不織布バッグとの大きな違いです。ある程度の厚みの紙なら、立体的な形状を保つ力がありますから、中身を衝撃から守る役割を果たしてくれます。ケーキなどのお菓子、陶器などの割れ物など、壊れやすいものにも使えます。
また、デザイン次第でカジュアル、ポップ、ラグジュアリー、ナチュラル、様々なイメージで使うことができます。紙袋はオールマイティーな包装ですから、どのような業種にもお使いいただけます。
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不織布バッグの性質と、似合う業種
不織布バッグの素材は一種類で、織りのない柔らかな布でできています。軽くてしなやかなことが特徴です。形状は固定サイズから選択するオーダーとなります。トートバッグ、エコバッグのような感覚で繰り返し使えるため、これ自体に価値を感じさせてくれます。ちょっとしたノベルティとして配布されることもあります。
商品を渡すためによく使われている業種は、アパレル系。大きめの商品をショルダータイプで持った時、紙袋よりも体に当たる感覚が柔らかいので女性的な雰囲気があります。 -
加工の自由度とコストが違う
素材自体の特性以外には、加工の自由度に大きな違いがあります。紙なら、紙の種類と印刷次第で自在な表現ができますが、不織布は印刷適正が高くありません。ロゴなどの簡単な名入れが基本で、印刷や箔押しで部分的な加工を行います。不織布の場合、形状も規格サイズから選択することになります。
コストは、紙袋の方が断然優秀。弊社で扱う不織布バッグは、加工なしの状態で最も安いものが単価70円台からです。紙袋なら、オリジナル形状に印刷をしても単価30円、40円台も可能です。 -
まとめ
紙袋の方が加工やデザインの自由度が高く、オールマイティーな存在ですね。コストが安いのも、多くの会社や店舗で使われている理由でしょう。不織布バッグは、イベントなどの特別な用途での利用、アパレルなど柔らかい物を入れる用途での利用におすすめです。迷った時は、やりたいデザインから考えてみるのもいいかもしれません。
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