商品サイズに合わせた紙袋を作りましょう!

色々な大きさの商品を扱っている場合「大は小を兼ねる」で、とりあえず大きめの紙袋を作れば問題ないのでは?と思われるかもしれませんが、これはよくない場合があります。大きな商品がごく一部なら、その商品専用の紙袋を別に製作して、最も出回る商品のサイズに合わせた紙袋をメイン使用することをおすすめします。最初は大きめ紙袋を作るぶんだけ余計にお金がかかってしまいますが、長い目で見るとその方がお得です。
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ジャストサイズの紙袋は、商品を守る。お渡しもスムーズ
小さすぎる紙袋はもちろんダメですが、大きすぎるのも問題です。大きすぎる紙袋だと中身が動いてしまうので、商品が変形したり壊れたりしやすくなるからです。緩衝剤を使う業種の場合、緩衝剤の消費量も増えるでしょう。入れやすい余裕があり、かつ余計な緩衝剤を必要としないジャストサイズなら、梱包もスムーズ。お客さんに商品を渡す際にお待たせしません。
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2サイズ作って、普段使いの紙袋の単価を下げる
特定の商品だけサイズが大きくて入らない!という場合、沢山使用することがわかっているなら、大きい方に合わせるのでなく2サイズの紙袋を製作することをおすすめします。例えばお店で毎日50枚の紙袋を使うとして、一年で18,250枚。単価40円の紙袋の年間コストは91万2,500円です。一部の商品が入らないから…と大きめにした結果、単価が10円上がったとすると年間18万2,500円もプラスになります。一度作ってしまえば増刷の時に版代はかかりませんし、長い目で見て計算して下さいね。
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ちょうど良い仕上りサイズの割り出し方は?
紙袋のベストな仕上りサイズは、入れる商品の大きさに、前後左右に1センチの余裕を持たせるのがおすすめです。なぜ1センチかというと、指の太さがそれくらいだからです。あまりぴったり過ぎると、入れる時はすっと滑らせて入れられるかもしれませんが、出す時にお客さんは大変です。それが傾けられないお菓子のような商品だったらなおのことです。紙袋のサイズを決めるときは、「前後左右にプラス1センチ」を参考にして下さい!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?大きすぎても、逆にぴったりサイズ過ぎても、使いにくい紙袋になってしまいます。ちょうど良いサイズを用意しておくと、お渡しにかかる時間も無駄なコストも削減できます。あとでサイズ変更すると、もう一度版代がかかってしまうので、サイズだけはまず最初にしっかりしたものを作りましょう。
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